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Posted by あしたさぬき.JP at

2011年11月27日

お城の堀の水位変動をレコロで撮ろう -第2弾-

前回の撮影から4日,ワンサイクルを撮りに行ってきました。

「お城の堀の水位変動をレコロで撮ろう -第2弾-」です。

第1弾の話は,こちら↓
http://minocci.ashita-sanuki.jp/e492536.html

今回は,満潮が,12:43に高松港250cm,干潮は,18:55に110cmでした。
ということで,10時に181cmになるので,10時撮影開始で。

設置状況。


今回の設定は,前回,再生速度が16fps(1秒間に16枚の写真を再生)で,
若干動きが遅いなと思ったので,20fpsに上げてみました。
撮影間隔が,10秒,再生速度は20fpsなので,200倍速再生です。
撮影モードは,ノーマルで。
撮影時間は,9:57~16:51。

成果は,こちら(動画:YouTube)↓


50秒あたりが満潮時になります。

今回は,着見櫓がてっぺんまできちんと入ったアングルになってました。
良かった良かった。

さて,映像は,開始1秒後(=10時)から堀に海水が入り始め,
じわじわと水位が上昇。
お客さんが度々訪れる水手御門の雁木(階段)部分に海水が迫ります。
(日曜だったので,水手御門が開放されています。
 水手御門は,毎週日曜9時~15時に開放されています。日曜は,お城へGO!)

そして,高松港が満潮になる50秒(12:43)に,お城も満潮に。
しばらくMaxの状態があり,そこから引き潮に。
どんどんと水が引き,途中,概ね15時になった1分26秒頃には,水手御門が閉門に。
日も沈み始め,よい感じで,夕日に白壁が照らされ,冬らしく影が伸びる中,
堀の水位は,すっかり下げ止まりました。

うん,満足の撮影でした。

あとは,もっと天気の良い晴れ渡った日に撮りたいな,と思いました。

ほかにも,お城では,結構,面白い映像が撮れると思うんだよな~。

たとえば,

庭の木の色付く様子とか,

花の咲く様子とか,

石垣の修復や,今後復元される予定の門とかが復元されていく様子とか。

ちなみに,今日,お城の管理事務所に,前回の映像を持って行ったんだけど,
そんときに,レコロについて,所長さんに説明したら興味を持ってくれたので
(かなりアイデアマンで,行動力のある面白い所長さんなので,
 きっと興味を持ってくれるだろうと思ってた),
そのうち,お城自身で,興味深い映像を撮ってくれるかも。

ホント,毎回,色々と無理をお願いしていますが,本当にありがとうございます。

今日の艮櫓。
  

Posted by minocci at 21:00Comments(0)お城遊び

2011年11月23日

レコロで高松城の水位変動を撮ってみた

こないだ買ったレコロで,
車に乗っけて走ってみたりと撮影練習すること数回,
ついに,お城の撮影に行ってきました!

お城の管理事務所に許可を得て,
水手御門のところで,海水が堀に入って引いていく様子を撮影することに。

※高松城は,水城(海に面した堀に海水を引き入れている城)なので,
 堀の水位が,潮の満ち引きに合わせて上り下りします。
 面白いでしょ。

今日は,満潮が,9:33に高松港で238cm,
干潮は,15:40で,高松港88cmだったんだけど,
所用で,城に行けたのは,8時半でした。

というわけで,以前に行った水位変動調査で,
高松港の潮位が180cmを超えたころから,
水手御門前の堀に海水が入ってくることが分かっていたので,
案の定,8時半の時点で,堀には水が入っていました。

急いでレコロを設置し,8:36~16:47の間,撮影しました。

設置状況は,こんな感じ。


撮影間隔は,10秒ごとに1枚撮影,
再生速度は,映像1秒につき16枚(⇒10秒×16枚=160倍速です)
撮影モードは,ノーマルで撮りました。

成果は,こちら(動画:YouTube)↓


21秒あたりが満潮時です。

右手側に,マウンド(砂のたまった山)があるんだけど,
徐々に水が上がっているのが分かると思います。
そして,その後,どんどんと水が引いていっている様子も。
このダイナミックさ,面白いでしょ。

是非,お城にお越しください。

今日の天守台の様子。


次回は,海水の入り始めから引き終わりまでのワンサイクルを
丸々撮りたいと思っています。  


Posted by minocci at 21:00Comments(0)お城遊び

2011年11月01日

野帳の取材?

ブログ記事で野帳カスタマイズの話を上げてた関係で,
某所から,実際に使っている測量野帳について,
取材の依頼がメールで送られてきた。

ただし,セキレイさんの野帳ではなく,
「野帳界の雄」コクヨさんの野帳についてという話だった。

前職では,防水タイプのレベルブック(セ-Y11)を使ってたけど,
特段変わった使い方はしてなくて,打合せでメモを取ったり,
前職は,自然環境の調査の仕事だったから,
現場に出たときに,植物屋さん(植物の専門家)や魚屋さん(魚類の専門家),
昆虫屋さん(陸上昆虫の専門家)に付いて歩いたときに,メモを取ったり,
って程度の使い方で,そんな面白い話はないですよ,って返信したんだけど,
普通のでいいです,って返信が返ってきた。

前職の野帳は,会社支給の会社備品だから,
当然,退職時に会社に置いてきたので,手元にはないこと,
ただし,(当時,カメラも携帯も何でもかんでも防水にハマってたこともあって),
個人的に防水野帳を持っているので,
写真が必要という話なので,それを使って,
問題のない部分(守秘義務に該当しない一般的な内容を記入)だけ,
記憶を元に再現した写真なら送れますよ,というメールをやりとりした。

送った写真は,こちら。

再現①

上に表紙があるけど,表紙には,○で囲んだひらがな1文字を書いてた。
調査先の川の名前の頭文字。
たとえば,「土器川」なら,「ど」とか。
なんか,かわいらしいやん。

再現②

再現した内容。
一番記憶にあるのは,最初の仕事で,植物のことなんて何も知らなくて,
興味もなかった俺に,植物屋さんが教えてくれた,
ヨシとオギとススキの見分け方。

そこの調査地には,3種とも生えていて,
ヨシは葉が横に生えてて,葉の幅が広い,
オギとススキは,葉が下から生える,
オギの花にはノギと呼ばれる毛みたいなのがないけど,
ススキには,1本だけ出ている。
もっとも,生えている場所が少し違うから,
おおまかには遠目にも判断出来るけど。

実際に現地で見て,へ~って思ったんで,ホント勉強になった。
あれで少し興味持ったんだよな~。
仕事って,感動や感心が関心を生んで,面白くなっていくんだろうね。

再現③

最近,ひょんなことから,
コクヨさんの黒っぽい(紺?)の野帳を手に入れたので,
セキレイさんの黒野帳の次は,コクヨさんの紺野帳を使うことにした。
すでにカスタマイズ済み。

ま,いずれにせよ,そんな内容なので,
どうしても取材数が足りないとかいう場合に,
また連絡くださいという話で,何となく断ったという話でした。

でも,面白いね,野帳特集って。
世の中に,野帳を,土木屋さんや建築屋さん以外で,
自由に,思うがままに使っている人がいるなんて。
嬉しいです。

まあ,防水大好きの俺としては,
防水の魅力が世間に認知してもらえると嬉しいなと思ってます。
野帳使いの方々にも,野帳にも防水があるんだぞ,って。  

Posted by minocci at 04:30Comments(0)野帳